富士スバルラインを自転車で上る。「木こり」のほうとうレビュー

都内から車に相乗りして、久々に富士山のスバルラインを自転車で上ってみた。

Mt.富士ヒルクライムのレースに参加してから4年振り。当時よりタイムは落ちて、しかも帰りは雨の中こごえながら下山することになった。

ランチは近くの「木こり」で、野菜増しのほうとうを堪能。天候は厳しかったが、観光も兼ねてヒルクライム練習ができた。

スバルラインStrava スバルラインStrava

北麓公園の駐車場

朝5時に都内を出発したので、道志みちは先週末のツーリングほど混んでいなかった。夕方はさすがに津久井湖から橋本まで渋滞したが、土日はいつも見られる光景だ。

北麓公園の駐車場

スバルラインに近い北麓公園の駐車場は無料で利用できる。富士ヒルクライムや登山競走の会場としておなじみの場所だ。こちらが混んでいれば、北の富士吉田IC近くにある県立北麓駐車場も利用できる。

スバルラインは観光バスに注意

富士スバルライン料金所の標高は1,051m。ここから五合目まで距離24kmの区間がMt.富士ヒルクライムの公式コースで、標高差は1,270mある。一般人なら90分切りのブロンズでもすごいが、歴代記録では1時間を切る人もいる。

有料道路なので自転車でも200円取られる。タイムを測るなら、料金所を過ぎたところで呼吸を整えてからスタートするといい。レース本番では、公園からここまではパレード走行になる。

富士スバルラインの料金所

8月の日曜にしては天候があやふやなせいか、自転車で上っている人は少なかった。その代り、観光バスはものすごい台数が往復している。上りはスピードが出ないうえ、路肩も狭いので大型車が脇を通ると怖い。

序盤は抑えめ、残り10kmスパート

コースの標高図によると、序盤にやや傾斜がきつい区間がある。激坂というほどの斜度は出てこないが、20キロ以上ある長い道のりなので体力温存しながら上る。

ふもとから山頂は雲で隠れて見えなかった。案の定、3合目から先は霧が出てきて視界が悪い。車から見やすいように、念のためライトをつけた。

中間地点のタイムは45分ジャスト。残り10km切ったところで余裕があったので、スピードを上げてみた。前半抑え気味で走ったのがよかったのか、ゴールまでだれることなく、最後の平坦区間は時速30km以上で通過できた。

ゴールの五合目直前は坂になっているので、平地の途中からフロントをインナーに落としておく。スピードに乗った勢いで上り切るには長い坂なので、アウターのままだと失速することになる。スバルラインに何度か上って、コースの特徴はだいたいわかってきた。

自己ベストに5分及ばず

手元の時計でタイムは1:26’05。4年前レースに出た際の自己ベストには5分及ばなかった。サドルバッグやエアロバーは付けたままだったので重量は増えたが、ホイールは当時のもの(WH-R500)よりだいぶ軽量化している。

機材重量がたいして変わらないとすると、単に体力が衰えただけ。レース本番の勢いで、序盤から死ぬ気で漕ぎまくればもっと速くなるのかもしれない。それでも1:15切りのシルバーリング獲得は厳しい。

五合目は霧の中、帰りは雨

富士山頂へは先日、富士宮口ルートで登ったところ。吉田口の方はさらに混んでいて、休日の渋谷や原宿駅前のような状況だった。

大半は外国人で、服装や持ち物からすると山頂までは登らず五合目まで観光で来ているらしい。今日は霧で視界が悪く残念。晴れればここからでも河口湖や山中湖を見下ろす絶景が拝める。

吉田口の混雑状況

山頂の気温は5度、五合目でも霧が出るとTシャツ1枚では少し肌寒い。

富士山の五合目(吉田口)

しばらくすると雨が降ってきたので、体が冷えないうちに急いで下山した。あいにく途中で土砂降りになってしまい、震えながら走る羽目に。バスの後ろにくっつきながら、排気ガスで暖を取るような状況だった。やはり夏でも山の気候はあなどれない。

スバルラインのあとは三国峠~明神峠も上る予定だったが、びしょぬれになってしまったので今日はスキップした。

「木こり」のほうとう

ランチは北麓公園の近くにある「木こり」でいただいた。場所は道の駅「吉田」から、山中湖の方に少し進んだところにある。この道路沿いには、ほかにめぼしい飲食店がない。

木こりは古民家を改装した店舗で、なぜか信州の「さるぼぼ」が大量にぶら下がっている。

木こり

大盛り+餅2個入りの、「カーボローディングほうとう」というデカ盛りメニューが出ていた。レース前日にはよいが、坂を上る直前に食べたら逆効果だと思う。

木こりのカーボローディングメニュー

今回は普通のほうとう1,100円に加え、200円追加で「野菜ましまし」をお願いしてみた。もともとボリュームは多めだが、さらにカボチャやニンジンの根菜類をどっさり入れてもらえる。麺はもちろん、味噌や野菜も自家製らしく、家でつくる味噌汁より味に深みがある。

木こりのほうとう

お店の前にはバイクラックもあり、自転車乗りは歓迎される。サイクルジャージを着ていると、たまにドリンクをサービスしてくれたりもするらしい。

雨の下山で冷えた体に、味噌煮込みのほうとうはうれしかった。スバルラインに来たら、地元の吉田うどんを食べるか、山梨名物のほうとつを選ぶか悩ましい。近くにある道の駅もメニューは豊富だが、ほうとうを試すなら「木こり」で間違いない。