奥多摩のヒルクライムコースまとめ。入門には甲武・栗坂トンネル

武蔵五日市駅を起点に、ロードバイクでよく走る奥多摩のコースを整理してみた。うしろに行くほど距離や標高、難易度は上がる。峠の数も増えて周回形式になるので、ルート選択の自由度も増える。

  1. 入山峠往復
  2. 甲武トンネル往復
  3. 都民の森(風張峠)往復(ついでに三頭山登山もあり)
  4. 甲武トンネル~鶴峠~風張峠(周回コース、逆回りも可)
  5. 風張峠~柳沢峠往復
  6. 風張峠~柳沢峠~上日川峠(帰りは甲州街道)
  7. 風張峠~柳沢峠~大弛峠(帰りは甲州街道)

入山峠は駅から近いが、荒れた林道なので普段使いはおすすめできない。その先も、醍醐林道や和田峠につながるので、奥多摩湖からは離れて相模湖の方に向かってしまう。どちらかというと奥多摩より丹沢方面、道志みちヤビツ峠に発展できるコースだ。雛鶴峠というオプションもある。

松姫峠は風張・鶴峠と並ぶ奥多摩の主要な峠だったが、ふもとにトンネルが開通したおかげで廃道になってしまった。小菅村からは登山用のバスが通っていたが、大月側はかなり道が荒れてきたので、練習コースとしては使いにくい。

甲武トンネル~鶴峠~風張峠の3つは長い周回コースになるので、その気になれば2周3周できる。途中にコンビニはないが、小菅村の道の駅と、都民の森の売店は利用できる。

今まで日帰りで往復できた最長コースは、山梨県の大弛峠。柳沢峠まで自走して甲府側に下ると、たいてい日が暮れて帰りは夜になってしまう。長時間に及ぶので、途中の補給計画も重要。自分の体力的にはかなりきついので、よほど鍛えている時期でないと挑戦できる自信がない。

拝島~甲武トンネルコース

東京都(檜原村)と神奈川県(上野原市)の境界にあたる、甲武・栗坂トンネルのモデルコースを紹介しよう。

拝島付近から武蔵五日市を経由して往復すると65km程度、3時間以内に帰って来られる。もう少し長く4~5時間の猶予があれば、拝島から都民の森まで往復できる。

甲武トンネルStrava甲武トンネルStrava

別の日に同じコースを走ってみたStravaの記録はこちら。誤差は距離にして500m、獲得高度は29m。数値自体は怪しいが、同じスマホ・アプリで記録したログとしては思ったより再現性があった。

甲武トンネルStrava甲武トンネルStrava

武蔵五日市~上川乗交差点

拝島駅を出て、曙橋で多摩川を渡ってから武蔵五日市駅まで約10km。この区間は相変わらず交通量が多い上、路肩も狭くて走りにくい。自転車で奥多摩に通うなら、もっと山に近いあきる野や青梅で暮らした方が便利だ。

武蔵五日市駅を越えてから、檜原街道は坂道が多くなる。村役場まではまだ傾斜がゆるいので、急なカーブ以外はエアロバーを握ったまま巡航できる。

前回同じコースを走ったときは、上川乗の交差点までで、すでにインナーローまでギアを使い切っていた。今日はフロント・アウターのまま同じポイントまで到達できたので、コンディションはよいといえる。

上川乗交差点

いつも同じコースで練習していると、体調やトレーニングの進展具合をチェックすることができる。

甲武~栗坂トンネル

上川乗から甲武トンネルまで登坂は一回のみ。体力温存する必要もないので、全力でペダルを回すことができる。

勾配がきついのは、途中に一か所あるヘアピンカーブの後くらい。それ以外はインナーローまで使わずにギアを残して上り切れる日もある。

甲武トンネル

甲武・栗坂トンネルは距離も短く車もあまり通らないので、タイムトライアルに向いている峠だ。市街地からのアクセスは若干遠いが、ウォーミングアップと考えれば渓谷沿いのツーリングを楽しめる。

帰りの睦橋通り周辺には、しゃぶ葉やステーキガスト、ビッグボーイなど食べ放題のファミレスが多く出店している。練習後の栄養補給もばっちりだ。