宮古島トライアスロン参加レポート:開会式~カーボパーティー

2回目の応募で運よく抽選に受かり、宮古島トライアスロンに参加できることになった。国内のロングディスタンスとしては最も人気のあるレースだろう。事前に佐渡や五島を完走した実績を選考で評価してもらえたのかもしれない。

レース2日前に東京から空路で現地入り。石垣島経由で宮古島に到着した。受付から開会式、カーボパーティーまでの流れをまとめてみたい。

羽田から石垣島経由で宮古島へ

2016年の4月はまだANAの羽田~宮古直行便が運航される前だった。空路の場合はいったん石垣島を経由するルートになり、6:10の早朝便で羽田を発つことになった。

チケットの手配には、昨年の五島トライアスロンと同じくユナイテッド航空のマイルを使った。ちょうど「801マイル以上は片道8,000マイル」に減額されていたので、スターアライアンス提携のANA利用でも宮古島まで無料で行けた。

羽田空港から石垣島へ

渋谷駅4:49始発の山手線に乗って、羽田空港に5:32到着。バイクはすでに送ってあったので預ける必要はないが、搭乗までぎりぎりになってしまった。空港の近くで前泊した方がよかったと思う。

石垣島の空港で3時間、乗り継ぎ待ちがあった。八重山そばで腹ごしらえして、空港内にある日本最南端のスターバックスで一服。島内の空港やフェリーターミナル、主要な観光スポットにはフリーWiFiがあるので助かる。

石垣空港の日本最南端スタバ

空港のフードコートでは、石垣牛ステーキが4,700円で売られていた。これに比べると、隣にある1,350円のハンバーグ定食が妙に安く見えてくる。島の食材の中でも、牛肉は高級品だとわかった。

宮古空港から市街まで徒歩1時間

石垣島から宮古島への移動は、空路だと1時間もかからなかった。

空港は市街地に近く、宿まで歩ける距離にあると思っていたが間違いだった。宮古空港のターミナルは街と反対側の東に向いている。そのため滑走路を大きく迂回して行き来する必要があり、徒歩では1時間くらいかかった。普通はバスかタクシーを利用すべきだろう。

特に急ぐ用事はないので、のんびり歩いて予約していたユースホステルに到着した。

宮古島ユースホステル

事前に送ってあった自転車はすでに届いていた。開梱して特に異常はなく、タイヤに空気を入れれば準備OK。ベランダにラックがついており、他の宿泊客の方のバイクが並んでいた。ディープリムのカーボンホイールが多くて、さすがロングのレースは参加者のレベルも高そうだ。

宮古島ユースホステルのバイクラック

大会期間中は参加者の宿泊も多く、トライアスリート同士の情報交換に役立つ。宮古島の場合はユースが街中にあり、会場へも歩いて行ける。料金もおさえめなので、ひとり旅で旅費を節約したい人にはおすすめだ。

宮古島市総合体育館~パイナガマビーチ

まずは会場の宮古島市総合体育館に向かい、選手登録を行った。体育館でトランジション用のバッグやゼッケンを受け取り、ID識別用のリストバンドを装着。滞在中はこれをずっと着けて過ごすことになる。

ユースから会場までの距離は約2km。その間に24時間営業のコンビニや、バイク返送予定のヤマト運輸営業所、レストランもいくつかあり、生活に不便することはなさそうだった。

宮古島トライアスロンの受付会場

開会式まで余裕があったので、会場の周辺を歩いてみた。こちらは漁港の隣にあるパイナガマビーチ。街中にあるのに、驚くほどきれいな砂浜のビーチだ。宮古島は川がなくて土砂が流れないため、海水の透明度も高いらしい。

パイナガマビーチ

よく見るとウェットスーツを着てビーチを泳いでいる人がいる。街中でも、本番まで待ちきれずバイク練習したり走っている選手を何人も見かけた。ロング参加の鉄人ともなると、体力があり余ってしょうがないのだろう。

開会式~カーボパーティー

開会式のメインはカーボパーティーだ。レース前に炭水化物を大量摂取して、体内にグリコーゲンを蓄えるカーボローディングをイベントにした伝統行事。

宮古島トライアスロンのカーボパーティー

無理に食べると体重増加や消化不良のリスクがあるので、これが万人向けの正しい対策なのかどうかはわからない。ただ、持久スポーツ特有のカルチャーをお祭り化したという意味では、おもしろい試みだ。別に食事のノルマや、残すとペナルティーがあるというわけでもない。

そもそもトライアスリートは大食漢が多いと思うので、食費が浮いて助かるだろう。よく考えるとカーボパーティーの経費はエントリー代に含まれているはずなので、しっかり食べて元を取らないと損だ。

カーボパーティーでの補給戦略

競技説明はあっさり終わったが、その後のセレモニーや祝辞が30分以上続いた。乾杯のためにビールやドリンク類は解禁されたが、食べ物はまだお預け。

カーボパーティーの料理

会場前方が空いていたので、競争が少ないかと思って前寄りにポジションを取ったのが裏目に出た。どうやら後ろの方では、祝辞が続く間にこっそりフライングして食べ始めている人がいるようだ。前方のテーブルには招待選手や役員がいるので、さすがに料理に手をつけるのは、はばかられる。

ようやくフード類も解禁されて食事がスタートしたが、ブッフェコーナーの宮古ソバは早々に売り切れて、汁だけの配給になってしまった。どうやら会場中央のテーブルにあるパスタやパンはおとりで、先に屋台の料理を取りに行くのがセオリーらしい。

最終的に中央テーブルの穀類は残るくらい大量に用意されていたので、焦って食べる必要はなかった。カーボ・パーティーでの栄養補給はすでにレースの前哨戦。次回参加することがあったら、しっかり対策を練っておきたい。

カーボパーティーのパン類

食事中、ステージの方では沖縄歌手の「なっちぃ」さんや、ご当地アイドルの「らぐぅんぶるぅ」が登場して盛り上がっていた。アイドルは外国人選手との記念撮影で大人気のようだ。

宮古島トライアスロンの開会式

穀類とは別に、テーブルいっぱいに広がる巨大ケーキも用意されている。食べる前に、ケーキの撮影タイムが設けられていた。

宮古島トライアスロンの巨大ケーキ

今回はほとんどパンにしかありつけなかったので、栄養バランス的にどうかと思う。パーティー用の炭水化物は、別にものすごくおいしいというわけでもない。

せっかく宮古島まで来たのだから、地元のグルメも楽しみたいものだ。コンビニでもスパムやポーク玉子のおにぎりを扱っていたりするので、無理せず外で食事してもよかったのだろう。

(翌日のコース試走とバイク預託)