宮古島トライアスロン参加レポート2:前日のコース試走~バイク預託

宮古島トライアスロン、レース前日の公式行事はバイク預託のみ。スケジュールに余裕があるのは、島内に宿泊して観光してほしいという地域振興のためだろう。

自転車を預ける前に、コースの下見も兼ねて島の西側を走ったみた。宮古島名物の伊良部大橋と来間大橋は会場から近く、容易にアクセスできた。

宮古島STRAVA

宮古島STRAVA

伊良部大橋は強風に注意

昨年1/31に開通した伊良部大橋は、今年のレースの目玉だろう。透明度の高い海でのスイムと並んで、宮古島のレースといえば長い橋をバイクで往復する光景が有名だ。

伊良部大橋は途中で2か所、船を通行させるために路面が盛り上がっている。見た目はきつそうだが、走ってみるとそれほどの傾斜ではない。少なくとも鳥取・島根にある有名な「ベタ踏み坂(江島大橋)」ほどではない。

宮古島の伊良部大橋

「強風で転倒者続出、対向車線からも吹っ飛んでくる」と聞いていたが、噂は本当だった。島内は全体的に風が強めだが、橋の上はさえぎるものがなくジェット気流のように吹き荒れている。追い風になれば気持ちいいことこの上ないが、往復するので当然ながらつらい局面も出てくるだろう。

砂山ビーチ~砂山カフェ

伊良部大橋から北に進んで、観光名所の砂山ビーチに行ってみた。

木々に覆われたトンネルを抜けると、こじんまりした砂浜が見えてくる。アーチ状で洞窟のようになった岩があり、ここから写真を撮ると絵になる。

砂山ビーチ

砂山ビーチは市街地から近いこともあって、レース参加者より普通の観光客の方が多かった。明日は島内全域で交通規制が行われる上、宿も混雑して高止まりしている。普通に宮古島を観光するなら、トライアスロンが行われる4月は避けた方がいいだろう。

ビーチの近くにある砂山カフェで、ランチにタコライスをいただいた。海は見えないがテラス席もあり、落ち着いた雰囲気のいいお店。ちょっとしたリゾート気分を味わえた。

砂山カフェ

来間大橋

さらに北上して池間大橋まで行くと、さすがにレース前日としては走りすぎな気もした。時間も厳しいので、Uターンして会場に近い南の来間大橋に向かってみた。

来間大橋は端から端まで一直線。伊良部大橋と同様に、路面は一部傾斜がついている。スイムコースはこのすぐ近くだが、橋の上からでも海底が透けて見えるくらい、すばらしい透明度の海だった。

来間大橋

トータル40km程度バイクで試走して、ほどほどに汗をかいた。せいぜい数時間の足慣らしと思って日焼け止めを塗るのをさぼったところ、両腕や首筋が一発でヤケド状態になってしまった。

南国の日差しはあなどれない。その後しばらくはヒリヒリして入浴がつらく、1週間経つと水泡ができて皮がむけはじめた。痛みがおさまると、今度はかゆくてたまらなくなる。沖縄の自転車に乗るなら、日焼け対策は必須だ。

バイク預託と「ボトル2本ルール」

コースの下見を終え、東急ホテルの会場でバイクを預けることにした。途中、PowerBarのブースでアンケートに答えると試供品のジェルをもらえたので、さっそく補給用のバッグに追加。

バイク預託時の機材チェックは簡単なもので、ナンバーシールとボトルの確認だけで終わった。昨年出た五島では、ヘルメットのあご紐がゆるんでいないか、ブレーキシューがすり減っていないかなど、安全上の厳しい指導があった。

バイク預託前の機材チェック
事前配布の資料に書かれていた通り、宮古島では「バイクにボトルを2本差す」という独自ルールがある。ボトルケージが2個しかない場合、エイドで補給を受けると元からあったボトルは捨てないといけない。そのため一本は捨てる前提で、ペットボトルにワンタッチ開閉のキャップだけ付けておいた。

バイク預託時のボトルの状況

機材のチェック時はこれで問題なく、預けた後にボトルを外して翌朝中身を入れてきてもOKだった。宮古島の「ボトル2本ルール」というのは、バイクを預ける際に何かしら2本差してあればよいという程度。そこまで厳しい制度でもなかった。

バイク預託会場

バイクを預けた後、会場では特にスイムコースを下見するくらいしかすることがない。ホテルの中にはプールやゴルフコースもあり、さすがにユースと違って設備が豪華だ。

宮古島の東急ホテル

スイムコースで試泳している選手も大勢いた。このまま天気がよければ、海もきれいで明日のスイムは楽しめそうだ。

ホテルのシャトルバスで空港へ

会場から市街地に戻るバスは15:00と16:30の2回だけ。これを逃すとタクシーを利用するしかない。たまたま15:30にホテル側の空港行きシャトルバスが来たので便乗させてもらった。特に宿泊客でなくても乗せてもらえるようだ。

乗客は自分ひとりで貸切状態だったが、運転手さんに聞くと「レース用のバスは混むので、これに乗っておいて正解」との話だった。しかしながらこのバスは空港行きなので、ターミナルから宿までまた1時間歩く羽目になった。

宮古島トライアスロンのカウントダウン

せっかく来たので空港内のショップやレストランを散策してみた。おやつにいただいたのは、A&Wのルートビアフロート。苦みのあるルートビアと甘いソフトクリームの組み合わせが絶妙だ。アイスはたっぷり乗っているが、中身は氷が中心でルートビアはほとんど入っていないのは残念。

A&Wのルートビアフロート

お土産で人気なのは「鉄人のお菓子」。ストロングマンブランドの紅芋ガレットだ。レース会場では売り切れだったが、空港内の売店でも手に入る。

宮古島トライアスロンのお土産

空港から市街地へ、今度は南から滑走路を迂回して歩いてみた。空港のまわりにはバイク練習によさそうな長い道路があるが、歩く分には退屈でしかない。

途中で翌朝お世話になる予定の、送迎バス集合場所を確認できた。道端に臨時のバス停が設けられていて、周辺に宿泊中の参加者をピックアップして会場まで送り届けてくれる。

宮古島トライアスロンの臨時バス停

ユースの夕食では、他の参加者と話して情報交換することができた。普段まわりでトライアスリートに出会うことはまれなので、こういう機会にレースの体験談など伺えるのはありがたい。宿の方でも翌日に向けて食事を多めに用意してくださり、ご飯3杯おかわりさせてもらった。

(レース本番の感想)